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執筆者の写真k-kunst

朗読劇:サンゴとニャンゴ

更新日:2018年10月15日

2005年4月、チャリティーイベント、荻窪アールコリンにて




Some people see things


that are and ask, why?


I dream of things


that never were and ask, why not?


 - R. Kennedy -









Program


 怒りの女神

ヴァイオリン:橋森ゆう希

「アフリカのこと」

お話:アストリッド・当田

T.A.ヴィターリ シャコンヌ

ヴァイオリン:橋森ゆう希

「クジラの魂と燃える心臓」 

朗読:飯原道代

CULTURAL DIVERSITY

「サンゴとニャンゴ」

脚本:サミュエル・フォー

ニャンゴ役:飯原道代

サンゴ役:サミュエルフォー

ヴァイオリン:橋森ゆう希




サンゴとニャンゴ

Background


物語の舞台は現在のアフリカの都市部。

そこに住む若いカップルのやり取りを通して、永い植民地時代から開放された後も、

西洋至上主義の影響から抜け出せず、自分たちの文化を一段低いものとみるニャンゴと、

西洋文化の影響を強く受けた現在のアフリカの姿を認めつつも、

アフリカの伝統文化を正しく評価することによって、はじめてほかの国の人々と

対等な関係で次の時代を一緒に作って行けると考えるサンゴの間の葛藤の物語である。

アフリカでは、戦後日本で日本文化に対する過小評価と同時に進行した、

アメリカ文化の浸透とは比べ物にならないほどの圧倒的な強さで、支配者としての西欧文化の優位は絶対的なものであった。

そして私たちはいつも西側のフィルターを通して発信される情報によって漠然としたアフリカに対する印象を作り上げてきた。真実は一体どうだったのか。

今、私たちに必要なのは、まず、アフリカの正しい歴史を知ること、そしてアフリカについてのより正しい情報を得ることなのかもしれない。

そのことによって初めて、未来に向けての、お互いの付き合い方が見えてくるのだと思う。


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