2008年11月
クリティック: 日本、グアテマラ、ウルグアイ、アルゼンチン、ベネズエラ、メキシコ、ブラジルからの語り部たち、それから、3人の代表、その3人とは、コロンビア人とマスコミ記者であるが、共に語るために招待された。多種多様な歴史を持つ人々の話は、洗練された技能により表現され、それと分る筋書きで、劇化され、あるいは、単に脚色無しに演じられていた。音楽付きのもの、あるいは音楽の無いもの、語りの芸は原初的なものでもあり、また一方、知識の詰まったものでもある。単純なものもあり、また、よく究極まで練られたものもある。二人の人間の間のコミュニケーションの鎖の始まり、すなわち、話す者と聞き手の間の演劇的な萌芽というものを、我々に認識させるものとなった。日本人の女優サトウ・アズサさんは、日本の伝統演劇をよく研究しているグアテマラ人の語り部、アベル・ソラレス、J.J.として知られている同氏の手によって、儀式的であり体系化された語りの舞台を我々に見せてくれた。
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