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執筆者の写真k-kunst

演劇人類学に基づくパーマネントワークショップ 2008(6月集中コース)

2008年6月

Program


1)エネルギーの投射                           

   a 空間において                             

   b 時間において                                

2)エネルギーの質                                

   a 静かなエネルギー                            

   b 強いエネルギー                           

   c エネルギーとしての重力の使い方            

3)平衡                                       

   a 動きにおける平衡                          

   b 不安定な平衡                                

4)対立の原理                                     

5)アクションとムーブメントの対立

6)動きの規則

   a トレーニング時のパルティトゥーア

   b 物を用いたパルティトゥーア

   c パルティトゥーアの基盤の上における即興

7)方向、高さ、リズム

8)物体のエネルギーと正確な動き

9)動きの質


身体エネルギーをさらに広げるための基本要素

   a 滑らかさ

   b リラックス

   c 緊張



今回のワークショップでは、以上のトレーニングを通じて「俳優がいかにして自分自身のドラマトゥルギーを獲得していくか」ということを学んでいきます。



アベル・ソラレス氏 略歴

1954年グアテマラに生まれる。俳優、演出家、演劇講師、語り部。サン・カルロス芸術大学とメキシコ芸術大学にて演劇を学んだ後、グロトフスキー、ユージェニオ・バルバ等のもとで研鑽を積む。オーストリア、フランスなどで劇団を設立。ヨーロッパ、南アメリカ、アフリカ等の多くの国で公演を行う傍ら、演劇祭における審査員や講師、又、各国の大学や国立劇場において「ボディーランゲージとジェスチャー」「演劇とストリートシアターのためのサマースクール」「俳優の身体と文化的アイデンティティー」「俳優の顔と仮面」等のセミナーを開講。各国の劇団の演技指導及び演出にあたる。クンスト・オーネ・グレンツェンの講師として活動。Committee of Formation Theater ITI UNESCO のメンバー。http://www10.ocn.ne.jp/%7ekunstart/index.htm


4月から開講している「演劇人類学に基づくパーマネントワークショップ2008」の一環として、年3回、各分野の演劇人類学の講師を招いての集中コースを設けます。第一回目はアベル・ソラレス氏による集中コース「俳優が自分自身のドラマトゥルギーを獲得するまで」です。このコースでは、年間プログラム受講生以外の方の受講も広く募集します。

演出家の指示に従って演技するだけでなく、俳優が自分の中から沸き起こる自分自身のドラマトゥルギーに拠って演ずるとはどういうことなのか、このワークショップを通じて受講者の方が新しい演技の可能性を広げられることを希望します。 

また、なるべく多くの経験を積んで頂くことも目的の一つとするこのワークショップでは、受講者の中から希望者を募る形で、11月にコロンビアで開催される演劇フェスティバルに参加の予定です。ワークショップについて、演劇人類学について、またフェスティバル参加についてなど詳細につきましては、k-kunst までお問い合わせください。




定員 5名(先着順)

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