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執筆者の写真k-kunst

障害者と性 - 障害者の性、まだまだタブー?ドイツの現場から(お話:佐久川未来さん)

2008年7月


 日本の養護学校や障害者施設では、「寝た子を起こすな」的に性の問題が長い間タブー視されてきました。近年になって、ノーマライゼーションの理念(デンマーク、1959年法「知的障害者のための可能な限りノーマルな生活に近い生活を創造する」)や性を人権としてとらえる視点の広がりとともに、「障害者が人間らしく生きるうえでの性の大切さ」が専門家を中心に認識されるようになってきた一方、実際はこの理念の提唱とは裏腹に、障害者が生活する“現場”での動きは極めて少ないのが現状ではないでしょうか。


 今回は私がドイツの障害者施設で、調査・体験した“ドイツにおける障害者と性”をレポートするとともに、ホームヘルパーとして日本で働いていた当時の“障害者と性”にまつわるエピソードをいくつかご紹介したいと思います。またドイツ・日本の両国の事例をもとに、約20年以上の遅れと呼ばれている日本の障害者の性教育の展望を皆さんと一緒に考えてみたいと思います。


日時 : 2008年7月18日(金)

時間 : 18:30~20:00

会場 : 社会福祉法人彩会「喜楽家(きらくのいえ)」

     松戸市馬橋2986 千代田線馬橋駅より徒歩10分

佐久川 未来 プロフィール

1999年、日本獣医畜産大学獣医畜産学部畜産学科卒業

有限会社牧の原馬事公苑、みんなの広場社会福祉協議会・NPOホームヘルプサービス事業勤務を経て、2004年ドイツ国際平和村にてボランティアとして参加。

その後、ドイツの障害児教育専門学校、Berufskolleg des LVR (デユッセルドルフ) で障害児教育及び介護を学び、現在に至る。


主催: 社会福祉法人彩会 「喜楽家」 / k-kunst(ケークンスト)

お問い合わせ: 047-344-9951(喜楽家 橋本) / 080-5538-6407(渡辺)


※なるべく公共交通機関でお越しください。また、来られる方はできれば喜楽家までご一報ください。(当日参加も歓迎です。)

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